日刀保京都府支部10月例会
10月26日、京都府立文化芸術会館にて入札鑑定会が開催されました。今回は東京より岩田隆先生をお招きしての鑑定会です。
1号 刀
反り浅く中鋒、独特の肌合い、低い湾れに互の目を交え、物打付近焼き上がる。
2号 薙刀
独特の肌合いに匂い口締まる直刃、梅の彫物。
3号 脇差
片切刃造。身幅広く反り強い。詰む地鉄、湾れ互の目。
4号 短刀
重ね尋常、互の目に錵筋。
5号 短刀
少し反り、よく詰む地鉄に錵映り立つ。大人しい直刃に時代なりに減った彫物。
入札後は1時間あまりにわたり、出題刀の詳細な解説をしていただき、会員一同貴重な学びの機会となりました。
